12月28日、お笑い芸人サボテンサトシさんのギターサポートで今年のライブ納めでした。
お笑い芸人でギターサポート?!
え、どういうこと?!
嘘…信じられないわ!
とはならない時代になってきました。
想像はつくと思います。
そう、お笑い芸人のライブでギターサポートをしてきたのです。
音楽とお笑いを組み合わせたネタというのは割と昔からあるスタイルだとは思いますが、彼のスタイルもギターを持って歌いながら歌詞がネタになっているというもの。
さすが芸人と思わせるアウトローな人生を元にした様々なストーリーと得意のしゃくれを武器に戦っています。
そんな彼の単独ライブでバンドを入れてのライブとなりました。
Ag 木村大樹
Pf 久保田吉輝
Vn 松本有希子
やだ、なんかかっこいい…
それもそのはずみんな素晴らしいミュージシャンで本気でやっております。
そしてサボテンさんの書く曲もネタとはいえかっこいいんです。
なのでこちらもノリノリでやってしまいます
が、
やはりネタである以上、言葉が全て。
聞こえなくなってしまってはネタが台無しになってしまいます。
もちろん音楽的な歌詞も曲の中で核になるし、それを聞かせるよう演奏しています。
ただその場で全て理解してもらうのは中々難しい事です。
曲がかっこいい、楽器のフレーズがかっこいい、木村さんイケメンなど様々な感情が入ってくる中ではなおさら。
なので歌詞を調べて徐々に理解するというパターンは多いと思いますが、お笑いライブの場合その場で歌詞を理解して面白いという感情に直結しなければいけません。
いくらノリノリになっても言葉が常に聞こえるようなアレンジや弾き方が大事になってきます。
こういう意識はついおろそかになりがちですが、この楽曲のクオリティも保ちつつ言葉を100%聞かせなきゃいけないという状況の中で改めて意識させられます。
それでもウケない場合、いわゆる”すべった”という事です。
そこはもう全力で本人のせいにします。
リハーサルではややすべりでしたが本番は終始笑っていただいてこちらも一安心です。
今回はガチの弟たくまくん、高円寺の雄ウクレレ高円寺さんも登場で会場を沸かせてくれました。
普段からお笑い好きで、そこから学ぶことって凄く多いのでこうやって直接関われてるのは嬉しいです。
何より笑って1年を終えられるっていうのは素晴らしい事ですね。
皆さまありがとうございました!!
木村大樹