5月16日から7月11日まで開催されたミュージカル「17 AGAIN」にギタリストとして参加させていただきました。
東京、兵庫、鳥栖、広島、名古屋での全50公演。
大変な状況の中、一人も欠ける事なく、見事な大千穐楽となりました。
素晴らしいキャスト、バンドメンバー、スタッフ、そしてたくさんのお客さんに囲まれてこの作品に関われた事を誇りに思います。
主演の竹内涼真さんは初舞台で、他にもミュージカル初参加の方が多くいらっしゃいました。
そしてこの作品自体、日本での上演が世界初演!!
”初”に溢れたフレッシュな作品
一から作り上げてどんどん進化していくのがとても楽しかったです。
かくいう私も初ミュージカル。
気合を入れて臨んだバンドの合わせ初日
深呼吸をして「着きました!」とスタッフさんに連絡を入れたら
「あ、そこじゃないですね〜」
まさに右も左も分からない状況です。
経験豊富な先輩達に囲まれて、自分が一番出来ない状況の中
悔しい思いもたくさんして
自分が良く思われようみたいな方向に考えたり、ギターソロ弾きたい!!とフガフガしがちだけど
与えられた役割を大事にしようと思いました。
楽器の音だけじゃなくその場面全体を自分も作っていて
音を出さないって事もとても重要だったり
普段分かってるつもりでもミュージカルの現場だと足りてない部分が顕著に出てくるような感覚です。
最初は勝手が違うとも思ったけどきっと音楽の根本部分でやる事は普段と変わらないんだと思います。
しかし
用語は結構違いがあって
誰にも言わずに知ったかぶりを貫き通してたけど
普段使うけど演劇用語だと違う意味合いのワードが多くて稽古当初は?が浮かぶ事が多々ありました。
アンサンブルの皆さん→え?我々ですか?
スウィングのお二人→なんかノリノリなのかな!
無知とは恐ろしいものです。
知らない方はぜひググってね。
本当に頭が上がらない方々です。
大変申し訳ございませんでしたぁあ!!!
あの、ぜひ音楽用語もお調べなすってぇ
僕の気持ちも分かってぇ
目に見えないところでも色んな人が動いてて
皆さんがきっと細かい修正をしてて
自分も最後の最後までどうしたらもっと良くなるか考えて
同じ方向向いた人達を”カンパニー”と呼ぶ文化
馴染みがなかったけど、これも素敵な呼び方だなと思いました。
曲も良い曲揃い!!!
自分が17歳くらいでやってたようなパンキッシュな曲も多かったりでテンション上がります!
しかも今回はツインギター!!
同期もほぼなかったのでがっつりバンドサウンドで思いっきりやらせていただきました!
生だからこそ場所やその場の空気感で違いが出て、それはキャストの皆さんも一緒で
同じストーリーだけど毎回違うものになっていつも楽しませてもらいました。
今回は初めて行く場所も多く、会場自体は全て初見!
新鮮で素敵な景色を見せてもらいました。
約2ヶ月で50公演は自分の経験ではかなり多い本数だったけど
その分多くの事を学んで
制約の多い中ではありましたがとても充実した日々でした。
寂しくはなりますが先の事を見据えるのはこの作品のテーマの一つでもあると思うのでしっかり次へ繋げていこうと思います。
ありがとうございました!!
今回のパンフレットや原作のエンドロールでも関係者の17歳の頃の写真が上がってたので自分の17歳のにやけづらも載せておきます笑
木村大樹
Kimura Hiroki
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ヤングひろくんかわいい!お疲れさまでした
ありがとうございます!
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